空き家情報コラム
COLUMNみなさんも最近耳にしたことのある言葉
「リノベーション」
よくこの物件はリノベーションされています。
など耳にしてはいるものの
きちんと意味はご存知ですか??
既存の建物に大規模な工事を行うことにより、
性能を新築の状態よりもよくしたり、
価値を高めたりすること!
よく似た言葉としてリフォームがありますが、
これらの違いは、
「工事の規模と住まいの性能の違い」
があります。
リフォームは比較的に小規模の工事で、
新築と同等またはそれ以下の工事をリフォームと分類します。
簡単に言えば、今ある状態より良くするのが
リノベーションになるのです。
さてリノベーションを少し詳しく説明すると、
耐久性や耐震性を高めるために壁の補修を行うことや
子どもが増えことで、仕切りの壁を取り、
広々としたリビングダイニングキッチンにするなどが
具体的なリノベーションの内容になります。
■資産価値が増える
■倒壊や犯罪などのリスクが減る
■自分の好きなように設計出来る
■売却しやすくなる
■新築よりも費用を安く抑えることが出来る
大きな部分としては、
廃墟として空き家を置いておくと
売却や賃貸は程遠くなります。
しかしリノベーションをすることで
そのどちらもスムーズにことが
運びやすくなります。
そうなれば、価値もぐんと上がります。
また倒壊の危険がある物件などは
もし歩行者や周辺住民の方へ
怪我を負わせてしまうリスクがあります。
損害賠償問題にもなりかねません。
そのリスクもなくなります。
買い手からすると、
新築のマンションや戸建てはどうしても
物件数も限られており、都心であるとなると
すべての希望通りにならないこともあります。
都内は実は空き家が多いとされているため、
そこでリノベーションされていれば、
買い手の立地の選択肢が広がります。
それにより売り手も売りやすくなるのです。
最後に費用は、
新築よりを立てるのと比べると
3割から4割の費用を安くすることが
出来るのです。
■費用がかさむことがある
■築年年数によっては耐久性が不安になる
■すぐに住むことが出来ない
■ローンの金利が高くなることもある
1番はやはり、お金がかかるということ!
どうしても築年年数が長ければ、
直さないといけない箇所も多いので、
必然的に費用は上がります。
また建設時期が、
旧耐震基準に設計されたものは
必ず耐震補強のリフォームも必要になります。
実際にリノベーションを行った後
どのように活用しているか気になるところですね!
■民宿
■シェアハウス
■ゲストハウス
■改装可能物件として賃貸に出す
■地域の憩いの場にする
■図書館や資料館にする
使い方はそれぞれですが、
空き家をリノベーションすることで
かなり使える幅が広がることがわかりますね。
空き家の場合は、一般の中古住宅より
リノベーション費用がかさむと言われています。
もちろん
それぞれの物件の状態や広さにもよりますが、
相場としては、
300万~1000万程度と言われています。
さてその内容について、
具体的に見ていきましょう。
■床の張り変え費用は、
6畳で5万円~15万円程度
畳みに張り替える場合が、
5万円前後
フローリングに張り替える場合が
15万円前後
■水回りの費用は、
225万円~350万程度
キッチンを新しくする場合が、
100万~150万円前後
トイレや洗面台を改修する場合が、
20万~50万前後
お風呂場を改修する場合が、
100万円~150万円前後
■外壁の費用は、
150万円~230万円程度
外壁塗料の重ね塗りをする場合が
80~180万円前後
外壁全面張り替えの場合が
150~230万円前後
■耐震補強の費用は、
150万円程度
これは現代の新耐震基準に合わせた費用目安になります。
さてリノベーションの費用について
その他も見ていきましょう。
一軒家のフルリノベーションの費用目安は
400万円~700万円!
内訳の目安は、
■工事費
約300~500万円
■デザインや設計の費用
約30~100万円
■工事管理費や書類などの諸費用
約60~100万円
これはあくまでも目安であり、
リノベーションの内容や材料のグレードなどを
上げるとなると、費用はまた変わってきます。
築50年以上の物件のフルリノベーションの費用目安は
1000万円~2000万円!
古い家などのリノベーションは
1から作り替える箇所が多いため、
手間がかかるため、費用もかさんできます。
もし築50年以上物件や古い物件の
リノベーションを希望する場合に、
コストを抑えるならば、
減築や今ある建材、建材を使うようにしたりしましょう。
また、古民家再生支援の補助金や
助成金などがあるかどうかを
確認しましょう。
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